グリューン・ヴァルト/みどりの森

千葉県千葉市の天然酵母パン教室

天然酵母パン教室~7?歳と6?歳のご卒業、おめでとうございます\(^ o^)/

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いつも、手料理を持ってきてくださるTさんは、私の焼いた玄米パンを召し上がり、不思議な縁で、私にパンを習いにいらっしゃるようになりました。その時、すでに70歳を越えてらして、でも、素晴らしい好奇心と意欲と吸収力をもってらっしゃる素敵な女性です。天然酵母パンをすっかり自分のものになさいました。

Iさんは、20年来、いただいている無農薬有機農法の生産者の会のメンバーで、奥様と私は仲良くお付き合いさせていただいてきたのですが、ご主人が定年退職なさったあと、天然酵母パンをやりたいと、うちにいらっしゃいました。台所に入ったこともない男性が、パンをぎこちなくこねていたのは、昔の話。今はびっくりするほどお上手です。毎朝、彼の焼いた食パンで朝食をとられるそうです。

たった二人の熟年クラスでしたが、先月にクロワッサン、今月は石を焼いて作るバタールを終え、卒業です。
さすがに、クロワッサンは卒業間近のパンだと実感なさったそうです。

約2年で、ほとんどのパンの手法を学んだので、これからは、レシピを見れば、ほとんどお焼きになれるでしょうと話したんですが、これからは、夏を避けて、気候のいい時に、ぽつんぽつんと、特別講習会をしましょうということになりました。(来月は気候がいいので、さっそく特別講習会、やります…)

卒業のこの日、バタールとぷくぷくパンでした。卒業記念で、ぷくぷくパンは一人一台お持ち帰りでした。小さく丸めるのは大変でしたが、みんなでやれば、楽しい作業。ぷくぷくパンの出来上がりに歓声、バタールの美味しさに感嘆!よろこんでいただけて、良かった…♪

お二人は学んだ天然酵母パンを生活に生かしてらして、私はとてもうれしく、私もこれからも学び続けていこうと、お二人の姿をみながら思った1日でした。

今日のTさんの手料理。白菜としいたけのコーンクリーム煮ともち粟のぜんざいを持ってきてくださいました。
特にもち粟のぜんざいがすばらしく、ご紹介します。
もち粟は一晩水につけ、ざるにあげて、お米のように水を入れて、普通に炊きます。Tさんは土鍋で炊いたそうです。炊きあがったら、熱いうちに、粟一合につき砂糖大さじ一杯と塩少々で味をつけます。
これだけでも美味しいもち粟を器の底に入れ、こしあんのぜんざいを注いで、ひなあられを、浮かせます。こしあんも手作り!素晴らしい美味しさ!あんこ好きな私は、感動してしまいました。(写真右手前です。)