再び、3.11.が来ることを、胸が苦しいような思いでいた人 は、 私一人ではなく、みなそうだと思う。
被災地ではないが、地震の揺れの恐ろしさを感じた。
その後、ずっと、何もできないむなしさにさいなまれた
月日だった。
それでも、花は、変わらず美しく咲く…
同じ花を見て、去年の思いを思いだした。
使い古された言葉のようだが、やっぱり、この言葉に尽きる…私達に何ができるのか。
去年、私は私にできることをするしかないと思い至り、無力感から起き上がり、またパンを焼いたのだった。
今年も、三月は、被災地の方のためにパンを焼こう。
去年はパン屋さんで、今年はパンカフェで、働いた結果を、被災地に送ろうと思う。
気持ちをこめて、今回も天然酵母パンを焼こうと思います。